11月11日にバリア・ブンタウ省人民委員会主席(知事)グェン・バン・チン様がJICAベトナム所長の森睦也様が率いる視察団と会談した。
グェン知事が森所長に記念品を贈呈。写真:Bui Huong |
グェン知事によると、バリア・ブンタウ省に石油とODA関連を除き、日本企業が投資している案件が20件で、総金額が23億米ドルになっており、金額ベースで投資外国の中の第5番目になっているとのこと。その中ですでに15件が稼働しており、主に製鉄、ガラス製造、アパレル、港湾、高品質鉄板などの多くの分野にわたり、事業が順調に発展し、バリア・ブンタウ省の経済発展に寄与している。ODAについては、すでに実施されたCat Lo漁港と発電所のプロジェクトの他に2つのプロジェクトを進めているとのこと。
グェン知事は、JAPANデスクの設立、人材育成事業、裾野産業育成支援事業や裾野産業専用工業団地の調査事業など、これまでJICAベトナムが当省に対して行っている支援について高く評価している。
それに対して、森所長はバリア・ブンタウ省がこれまで行ってきた日本企業へのサポートを感謝の意を表したとともに、JICAがバリア・ブンタウ省をベトナム南部で重点的投資誘致対象の一つと選定したことを伝え、さらに交通・教育等に関する調査団を派遣し、特にバリア・ブンタウ省の人材育成事業について引き続き支援したいと話した。
バリア・ブンタウ新聞により