6月4日の午後、省人民委員会副委員長レ・コック・カン氏は各関連部局のリーダーとともに、団長であるホーチミン市日本商工会議所(JCCH)野崎隆雄会長を迎えて会談を行いました。
会談において、レ・ゴク・カィン氏は野崎隆雄氏が2024年~2025年の任期でJCCHの会長に選出されることに対し祝意を表しました。同時に、過去3年間の任期におけるJCCHの前会長水島幸三氏に深く感謝を伝えました。
人民委員会副委員長レ・ゴク・カィン氏によるJCCH新会長への記念品贈呈
レ・ゴク・カィン氏は、バリアブンタウ省の目標として、海外投資における安定的な投資環境を確保すると同時に、バリアブンタウ省は医療の質、その他サービスへの投資を引き続き促進し、地方の人々と企業の高い需要に応えていくと述べました。
水島幸三氏によるカィン氏への記念品贈呈
レ・ゴク・カィン氏はJCCH委員長に経済状況、社会、潜在性、利点、目標、経済発展の方向性に関する情報を提供しました。それらの情報には、2024年の第1四半期において、経済及び社会の各指標が計画通りに達成され、その中でFDI誘致指数が16億ドルに達し、全国で省レベル競争能力が6位になり、現在までの日本資金があるFDIプロジェクター数が44件、日本プロジェクト数の一番多いフーミー1及びフーミー3を集積し、外資金で5位になることが含まれます。本各プロジェクトの事業分野は鉄鋼生産、グラス、希少科学薬品、工業用ガス、包装紙、ねじ、石油パイプ加工、衣料、港湾などが挙げられます。
レ・ゴク・カィン氏は現在の課題に関する回答として、現在まで日本の投資家の3件の問題について、解決に向け取り組んでおり、その3件の課題は、株主代表権の変更と2件の付加価値税の還付に関連すると述べました。各問題への回答は、関連部局に一任しました。
レ・ゴク・カィン氏は、これまでのJCCH・バリアブンタウ省間の協力を高く評価しました。同時に、任期内に野崎隆雄氏は日系企業・バリアブンタウ省間の協力関係をさらに促進するため、架け橋のような役割を実現すると期待しています。
野崎隆雄氏は日系企業にとっての課題解決をはじめ、日系企業への支援に関して、地方のリーダーに対して感謝の意を示しました。新会長として、双方の企業間の連携、相互の信頼関係強化、日越の戦略的パートナーシップ関係強化等に貢献するため、文化・教育交流活動強化などの協力活動を促進します。
野崎隆雄氏は、投資家の課題を迅速に解決するため、対話型会議を早期に開催することを期待しています。