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裾野産業向けの育成に地方の協力は必要不可欠

昨年12月11日にブンタウ市においてベトナム商工省傘下戦略政策研究所とバリア・ブンタウ省(BRVT省)の商工局が共同で「南部重要経済地域における裾野産業連携」に関するセミナーを開催しました。

 セミナーの中で、ベトナムの 裾野産業の問題点としては、①自発的で、計画性が欠けていること、②輸出入品の代替品の一部でしかなく、大手企業の需要には全く応えられていないこと、③ 供給人材の質が企業側の希望と合っていないこと、④技術的なインフラ整備がまだ十分ではないこと、⑤政府の誘致策に魅力が感じられないことなどが挙げられ ました。地域内の裾野産業を発展するには、各地方の緊密な連携が不可欠で、特に誘致政策についても相互的な協力が必要だという意見が多く述べられました。 商工省の報告書によると、現在ベトナムは、オートバイ産業に部品供給している企業は約 500 社があり、9095%の内製率を実現している。これを真似て自動車産業や電気産業の裾野を発展させることが期待されています