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バリアブンタウ省、日系企業向けの工業団地整備

バリア・ブンタウ省は日系企業向けの特別な工業団地の整備を進めており、環境に優しい生産技術を持つ投資 家・企業の誘致に意欲を見せている。これは日本側と協力して一緒に経済発展したいというバリア・ブンタウ省の覚悟と決意の表れである。着工されたのがダバ ク日系企業専用工業団地とフーミー3工業団地である。

 バリア・ブンタウ省は日系企業向けの特別な工業団地の整備を進めており、環境に優しい生産技術を持つ投資家・企業の誘致に意欲を見せている。これは日本側 と協力して一緒に経済発展したいというバリア・ブンタウ省の覚悟と決意の表れである。着工されたのがダバク日系企業専用工業団地とフーミー3工業団地であ る。

ダバク日系企業専用工業団地(ダバクIZ)は、これまでの工業団地と異なり、現地のデベロッパーによる初めての日系企業専用工業団地開発プロ ジェクトとなっている。そして、バリアブンタウ省と協力協定を結んでいる川崎市(神奈川県)に対してダバクIZの中で特別な区画を設けて、川崎市の中小企 業を誘致する交渉も進められているという。ダバクIZの計画設計は株式会社長大(本社:東京都中央区)が担当した。主に2つのエリアが分かれている:工場 エリア(レンタル工場を含む)とサービスエリア(銀行、郵便、専門家の住宅、従業員の住宅、コンビニ、日本料理レストランなど)。全体の1,058haの 内、第1期の75haが今年の5月に着工された。

フーミー3工業団地は、総面積が約1,000haで、製造業・裾野産業エリア、重工業エリア、港湾・ロジスティクス・エリア、そしてサービ ス・エリアの4つのエリアに分かれている。同工業団地は日建設計シビル(大阪市中央区)に設計を委託した。建設完成後は、重工業から軽工業まで様々な工業 分野と生産規模に対応することが可能だという。全体面積の3分の1は日系企業に提供するということになっており、今年6月に着工された。
 両工業団地が一刻も早く企業を迎えられるよう整備を急いでいる。