12月3日はバリア・ブンタウ省(BRVT省)がNien副知事団長に川崎を訪問しました。今回もCOPRONA社が調整役で務めて頂きました。
スケジュール:
・9 時:三浦副市長との会談
・10 時:川崎市役所、商工会議所、企業との意見交換会(総勢40名以上参加)
・13 時:阿部市長への表敬訪問
・15 時:投資セミナー(関係者含め約90名参加)
・17 時:セミナー参加者の交流会(商工会議所主催)
今回のミッションはこれまでのものとは違いました。
昨年の3月からBRVT省使節団が川崎に数度も訪問しましたが、投資の呼びかけをしてきました。但し、それは漠然とした内容でした。今回は日系企業専用工業団地開発を決定し、場所をDa Bac工業団地と指定し、方針をはっきりさせたため、的に絞った誘致ができるようになったという印象が強いです。特に、当省は今年9月に川崎市と川崎商工会議所とも協力の覚書と協定書を結んでおり、日系企業専用工業団地の開発・誘致活動について川崎側と協力して実現したいという思いが伝わってきました。それを応えるかのように、川崎市は共同作業チームを作ることを提案し、商工会議所も「マザー工場を川崎に、第2工場をバリア・ブンタウ省にというモデルを推進していきたい」と協力に前向きな姿勢を示しています。企業側も高い関心を示し、意見交換会やセミナーと交流会では会場が溢れるほど多くの方々に参加して頂きました。
今回のミッションで BRVT 省は川崎の行政、企業、支援団体とオープンな意見交換を実現し、多くの課題をあぶりだすことができました。「今後、日本側との相談・調整を続きながら、一つ一つの課題を解決していき、進出企業にとって魅力で将来性の溢れた工業団地を作りたい」、とデペロッパー企業(ドン・アー株式会社)のサム社長。
COPRONA はドンアー㈱と組んで開発・誘致を一緒やっていく。COPRONA の一番大きな役割は日本での窓口となり、日本側にダバク日系企業専用の工業団地を宣伝すると共に、企業のニーズ・要望を組み上げて団地開発・運営に反映させるとのことです。
投資セミナーで話すニエン副知事